新規サイト003

お寺の歴史と見どころ


養命寺の歴史



照光山養命寺は江戸時代の初期、慶長17年(1612年)に曹洞宗の寺院となった。元は法相宗の寺院で鎌倉時代からあったとされる。曹洞宗養命寺は伊達家の家老橋本孫右衛門正秀の子、正光が菩提寺として開基した。御開山は大本山 総持寺の如意庵輪住高梁市中井にある定光寺第八世雪山長梅大和尚である。長梅大和尚は実峰良秀禅師派の高僧である。当初、養命寺は開基橋本氏の名に因み、正光山養命寺と称したが、その後照光山養命寺に改めた。養命寺の御本尊は、釈迦無尼佛で、境内にある薬師堂には薬師如来が本尊として安置されており、その横には歴史学的にも貴重である阿弥陀如来木像、毘沙門天木像などが鎮座している。養命寺には鎮守(ちんじゅ)として、秋葉大権現・愛宕大権現・金毘羅大権現・山上大権現等が祀られており、養命寺の護り神としてまた地域の護り神として信仰の象徴となっている。春の大祭には盛大にお祭りが執り行われ多くの参拝者で賑わっている。                  


 






養命寺のもう一つの顔


照光山養命寺は、昔から禅寺の側面ともう一方で、御祈祷寺の側面をもつ。水子の精霊など浮かばれない御魂を慰める事に重きを置き、霊障相談や写真鑑定・原因の究明に取り組んでいる。また、諸病平癒等各種祈祷を行っている。派手な御朱印も当山の顔の一つ。







養命寺の見どころ


照光山養命寺は、豊かな大自然に囲まれ四季折々の野花や生き物が、訪れる人の心を養っている。特
に有名なのが、春の花の代名詞「さくら」と「れんぎょう」である。樹齢が不明の「さくら」は、満開をむかえる春
には、夜間ライトアップを行っている。また、有志によって植えられた「れんぎょう」は、春の風物詩となってお
り、訪れた人は「れんぎょう寺」と言う。この他に樹齢数百年の大杉と大イチョウやメダカなどの変わった生き
物が、参拝客をでむかえてくれる。










(プロフィール)

 福田 光人(ふくだ こうじん)

 曹洞宗照光山養命寺第十六代目住職
 
 福寿山雲泉寺兼務住職

 1978年6月24日生まれ

 平成29年11月大和尚となる

 現在は、地域安全推進員・警察共助員などを務める